国会論戦が続く。「敵基地攻撃」をうたう安保関連3文書や防衛予算の急激な膨張、原発の新増設・稼働期間延長など、戦後の歴史にない大転換期の国会。だが、60年安保時のような国民運動はなく、野党の追及もゆるい。自民党内に優れた後継者はなく、派閥の動きも鈍いからか、岸田首相は危ない橋を渡り、説明とは言えない答...