島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根県と鳥取県が28日、205人、98人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。27日確認分。鳥取で70代の感染者1人が死亡し、死者累計256人となった。新たなクラスター(感染者集団)は鳥取で2件発生した。

【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移

 島根県分で、診断した医療機関の所在地別内訳は出雲市68人、松江市51人、雲南市33人、隠岐の島町13人、浜田市8人、大田市、奥出雲町各5人、津和野町4人、益田市、安来市各3人、吉賀町2人、飯南町1人。ほかに9人が医療機関で診察を受けず自主検査のみで「しまね陽性者登録センター」に登録した。

 鳥取県の保健所管内別の内訳は米子51人、倉吉26人、鳥取市21人。クラスターは倉吉市の医療機関16人、西伯郡の保育所5人で、県内の累計は881件となった。

 累計感染者数は島根16万5818人、鳥取13万9524人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計293床)が15・0%、鳥取(確保病床351床)は10・5%。宿泊療養、重症者は島根で各1人、鳥取はともにいない。
 (青山和佳乃、岸本久瑠人)