開発した柿玉露粉茶と梨ほうじ茶=浜田市内
開発した柿玉露粉茶と梨ほうじ茶=浜田市内

 浜田産の柿と梨を使った果物茶を、茶販売の平野屋(浜田市新町)が開発した。栄養素がある皮や肉厚の実をブレンドした華やかな香りが特徴で、優しい甘味が楽しめる新感覚の商品に仕上がった。 (中村成美)

 「柿玉露粉茶」と「梨ほうじ茶」の2種類あり、皮入りのティーバッグ1袋にドライフルーツ2個、氷砂糖1個が1セットで個包装されている。

 200ccのお湯に2分ほど浸して皮をゆっくり広げた後に軽くかき混ぜるのがポイントで、同封の氷砂糖で甘さを調整する。果物の甘味でお茶の苦味や酸味がマイルドになり、ゆるやかに溶ける氷砂糖を入れることで味の変化を楽しむことができる。ティーバッグ5袋入りで1620円。

 はまだ産業振興機構主催の県立大アイデアコンテストの最優秀案をもとに、約2年の試作を経て商品化した。平野真里香営業本部長は「味の変化を楽しみながらのんびりと飲んでほしい」と話した。

 問い合わせは同店、電話0855(22)0236。