島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根県と鳥取県が4日、115人、129人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。3日確認分。島根で感染者1人の死亡が確認され、累計死者数は295人となった。クラスター(感染者集団)は島根で1件発生した。

 【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移

 島根県で診断した医療機関の所在地別内訳は、出雲市52人、松江市19人、浜田市11人、雲南市10人、益田市、江津市各4人、安来市2人、大田市、奥出雲町、飯南町、津和野町、隠岐の島町各1人。医療機関で診察を受けず自主検査のみの「しまね陽性者登録センター」登録者が8人だった。
 クラスターは、出雲市の高齢者福祉施設で7人が感染。県内の累計は1120件になった。
 鳥取県の保健所管内別の内訳は、鳥取市70人、米子31人、倉吉28人。

 累計感染者数は島根16万6315人、鳥取14万19人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計267床)16・1%、鳥取(確保病床351床)8・5%。宿泊療養は島根1人、鳥取2人。重症者は両県ともいない。