中国電力子会社で情報通信業のエネルギア・コミュニケーションズ(本社・広島市)の島根支店が17日、松江市北陵町のソフトビジネスパーク島根内の新社屋に移転し、業務を開始した。
山陰両県エリアの通信を中継する「中心局」を松江市内に増設するのに合わせ、新たな事業用地を確保し、くにびきメッセ(松江市学園南1丁目)から移転した。新社屋は3月に完成し、鉄骨2階建ての延べ床面積約440平方メートル。総事業費は約1億4千万円。
勤務する社員は18人で社内コミュニケーションの活性化を狙い、2階部分は仕切りを設けず、社員が自由に席を選べるようにした。ハイカウンターやソファタイプなど多様な仕事スペースを用意し、業務効率化につなげる。
今岡和範支店長は「業務環境を整え、より積極的に業務支援などの提案を進めたい」と話した。(部田寛孝)