島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根県と鳥取県が7日、214人、131人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。6日確認分。新たなクラスター(感染者集団)が島根で1件、鳥取で4件発生した。

【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移

 島根県分で、診断した医療機関の所在地別内訳は松江市83人、出雲市70人、雲南市19人、浜田市6人、奥出雲町5人、安来市4人、益田市3人、邑南町2人、大田市、江津市、海士町各1人。ほかに19人が医療機関を受診せず自主検査のみで「しまね陽性者登録センター」に登録した。

 クラスターは隠岐保健所管内の学校6人で、県内の累計は1121件。

 鳥取県の保健所管内別の内訳は鳥取市43人、米子60人、倉吉28人。クラスターは鳥取市の認定こども園10人、高齢者福祉施設5人、米子市の医療機関21人、保育所11人で、累計888件となった。

 累計感染者数は島根16万6669人、鳥取14万302人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計267床)が14・2%、鳥取(351床)は11・4%。宿泊療養は島根1人、鳥取4人。重症者は両県ともいない。
(青山和佳乃、藤井俊行)