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 島根県警は10日、総勢203人の第1次人事異動を発表した。警部以上の警察官174人と課長補佐以上の警察職員29人。女性職員に対するセクハラで本部長訓戒となった鍜冶幸正松江署長は、警視正のまま近畿管区警察学校に異動となった。警視正ポストの異動は、刑事部長に松本好尚首席監察官、松江署長に佐々木肇警務部参事官が就く。発令は主に17日。

 署長は12署のうち9署で交代。出雲署長には窪田浩仁生活安全部参事官、浜田署長には上田哲三警備部参事官、雲南署長に田村信捜査二課長、大田署長に吾郷弘章高速道路交通警察隊長、浦郷署に野坂保則交通部調査官が就く。

 大きな機構改革はなく、サイバー犯罪やストーカーなどの治安課題に対応するためサイバー犯罪対策課、少年女性対策課に西部班を新設。西部地区に常駐し、対応力を高める。

 また、組織犯罪対策課内の特殊詐欺捜査室に事件指導や分析を担う指導分析係を...