島根、鳥取両県は24日、定点医療機関から15~21日の1週間に報告された新型コロナウイルスの感染者数が、島根59人、鳥取94人で、定点当たりの平均が島根1・6人、鳥取3・24人だったと発表した。前週と比べ島根は横ばいで、鳥取は定点当たり0・55人増。

 島根の保健所管内別の内訳は、松江(定点医療機関11)18人、浜田(5)16人、出雲(9)11人、雲南(3)7人、隠岐(2)5人、益田(5)と県央(3)が各1人。

 病床(即応病床とコロナ患者が入院する一般病床の合計161床)使用率は22日時点で8・1%。重症者はいない。

 鳥取の保健所管内別の内訳は、鳥取市(定点医療機関12)34人、倉吉(6)32人、米子(11)28人。

 また、島根は23日、県央保健所管内の高齢者施設でクラスター(感染者集団)1件が確認されたと発表した。感染者は5人。県内の累計は1148件となった。鳥取は24日に集団感染事例(1週間で10人以上確認)が1件あったと発表し、鳥取市内の保育所で12人が感染した。  (中島諒)