山陰中央新報社は8月1日から、本紙月ぎめ購読料(税込み)を現行の3300円から3900円に改定させていただきます。1部売り定価は140円から150円にいたします。

 新聞用紙をはじめとした原材料の高騰で新聞製作コストが大幅に増大しています。経費削減や合理化に取り組んでおりますが、将来にわたって安定した新聞発行を続けるため、読者の皆さまにご負担をお願いせざるを得なくなりました。

 地元メディアとして、人口減少を最大のテーマに掲げ、少子化や高齢化、地域活力の低下などの問題に読者の皆さまとともに正面から戦っていく決意でおります。改定を機により充実した力強い紙面・サービスをお届けします。

 新聞本紙は8月1日付で紙面改編を実施し、地元ニュースを集中的に掲載する面を2面増やして計7面とします。「山陰経済面」「山陰社会面」を新設・拡充し地元ニュースの割合を2割増やします。

 同日は電子版「山陰中央新報デジタル(Sデジ)」もリニューアルします。アプリ版は起動速度が大幅に上がり、使いやすくなります。本紙読者の皆さまはすべての電子版サービスを追加料金なしでご利用いただけるようにします。電子版単独の連載記事、動画、速報などを通じた報道の幅を広げます。

 このほか、プレゼント企画や無料セミナーなどの特典も予定しています。紙とデジタルそれぞれの良さを生かし、皆さまの生活を後押しするコンテンツを提供してまいります。

 物価高の折、大変心苦しい限りですが、新聞社業を通じた地域振興に一層力を入れる契機としたく、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

 山陰中央新報社