広島原爆の「黒い雨」被害者の救済に向けた被爆者認定新基準の運用が昨年4月に始まり、これまでに島根県で4人、鳥取県で2人に被爆者健康手帳が交付された。このうち鳥取県大山町神原の田中秀子さん(92)は14歳で黒い雨を浴びた後も...