滑走路を走るイベントで、スタートする参加者=鳥取市湖山町西4丁目、鳥取空港
滑走路を走るイベントで、スタートする参加者=鳥取市湖山町西4丁目、鳥取空港

 「鳥取砂丘コナン空港」の愛称で親しまれている鳥取市の鳥取空港でこのほど、市民らが滑走路を走るイベントがあった。約140人が朝日や近くの海を眺めながら、普段は立ち入ることのできない滑走路を折り返す約4・3キロのコースを思い思いのペースで走った。

 イベントは空港開港45周年となる2012年に開始。新型コロナウイルス禍で中止され、4年ぶりの開催となった。参加者は発着便がない午前5時半ごろスタートし、楽しみながら汗を流した。

 夫婦で参加した鳥取市の公務員古田識さん(30)は「貴重な機会なので2人で練習して臨んだ。天気が良く気持ち良かった」と笑顔で話した。

 参加者には終了後、鳥取県出身の青山剛昌さんが描いた人気漫画「名探偵コナン」のキャラクターのロゴが入ったオリジナルポロシャツが配られた。