バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の島根スサノオマジックが18日、来年1月20、21の両日に予定されるホーム戦を武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都調布市)で開催すると発表した。首都圏でのホーム戦は初めてで、新たなファンの掘り起こしを狙う。
島根は2季連続でチャンピオンシップ(CS)に出場し、知名度が全国区になりつつある。クラブはこうした流れをチャンスと捉え、西地区のホーム戦を観戦する機会が少ない首都圏の住民に、島根が得意とする攻守の切り替えが速い「バズソー」スタイルや会場演出を体感してもらおうと企画した。
試合が行われる武蔵野の森総合スポーツプラザのメインアリーナは最大約1万人を収容でき、2026年に始まる新B1リーグ参入条件となっている「ホーム戦平均4千人以上」達成に向け、観客数の上積みを図るという狙いもある。対戦相手は茨城ロボッツ(東地区)で決まっているが、試合時間などの詳細は後日、クラブから発表される。
運営会社のバンダイナムコ島根スサノオマジックの中村律COO(最高執行責任者)は「クラブとして、もう一つ上を目指す。全国の皆さんが今後、継続的に島根の試合会場に足を運んでもらうきっかけにしたい」と話した。
(景山達登)