企画展の初日には、住友コレクションを所蔵する泉屋博古館東京の野地耕一郎氏(左)によるギャラリートークがあり、多くの来場者が耳を傾けて作品に思いをはせた
企画展の初日には、住友コレクションを所蔵する泉屋博古館東京の野地耕一郎氏(左)によるギャラリートークがあり、多くの来場者が耳を傾けて作品に思いをはせた
明治期に3度にわたり西欧で絵画を学んだ鹿子木孟郎の「加茂の競馬」(左)は、人や馬が重なり合う複雑な構図にもかかわらず、明暗や遠近法を巧みに用い構成されている
明治期に3度にわたり西欧で絵画を学んだ鹿子木孟郎の「加茂の競馬」(左)は、人や馬が重なり合う複雑な構図にもかかわらず、明暗や遠近法を巧みに用い構成されている
「抽象的表現による人体の表現」をテーマに、パブロ・ピカソと森芳雄の実作品が並ぶ。「美の対決」と題される展示は、独自の絵画を深めようと模索した日本の洋画家たちの努力に気付かせてくれる
「抽象的表現による人体の表現」をテーマに、パブロ・ピカソと森芳雄の実作品が並ぶ。「美の対決」と題される展示は、独自の絵画を深めようと模索した日本の洋画家たちの努力に気付かせてくれる
印象派の代表格であるクロード・モネの「モンソー公園」は、日本にもたらされた最初期のモネ作品として名高い
印象派の代表格であるクロード・モネの「モンソー公園」は、日本にもたらされた最初期のモネ作品として名高い
広々と落ち着いた雰囲気の会場。美術ファンが魅力的な名画の世界に浸っている
広々と落ち着いた雰囲気の会場。美術ファンが魅力的な名画の世界に浸っている
企画展の初日には、住友コレクションを所蔵する泉屋博古館東京の野地耕一郎氏(左)によるギャラリートークがあり、多くの来場者が耳を傾けて作品に思いをはせた
明治期に3度にわたり西欧で絵画を学んだ鹿子木孟郎の「加茂の競馬」(左)は、人や馬が重なり合う複雑な構図にもかかわらず、明暗や遠近法を巧みに用い構成されている
「抽象的表現による人体の表現」をテーマに、パブロ・ピカソと森芳雄の実作品が並ぶ。「美の対決」と題される展示は、独自の絵画を深めようと模索した日本の洋画家たちの努力に気付かせてくれる
印象派の代表格であるクロード・モネの「モンソー公園」は、日本にもたらされた最初期のモネ作品として名高い
広々と落ち着いた雰囲気の会場。美術ファンが魅力的な名画の世界に浸っている

 住友家当主が集めた絵画の企画展「住友コレクション名品選-フランスと日本近代洋画」(山陰中央新報社、島根県立美術館など主催)が、松江市袖師町の島根県立美術館で11月6日まで開かれている。日本にもたらされた最初期のクロード・モネらの西洋絵画、岸田劉生らが描いた日本近代洋画の名品計85点が並ぶ。来場者が作品をじっくり鑑賞している会場の様子を写真で紹介する。

◇主 催 島根県立美術館、山陰中央新報社、日本海テレビ、SPSしまねグループ

◇会 期 11月6日(月)まで

     ※休館日は火曜日

◇会 場 島根県立美術館(松江市袖師町)

◇入場料 当日券(企画展のみ)=一般1150円、大学生900円、小中高生400円

セット券=一般1300円、大学生千円、小中高生400円

◇問い合わせ先 島根県立美術館 

電話0852(55)4700