小学生を対象に新聞紙で花や魚などを表現する「しまね新聞工作コンクール」(主催・山陰中央新報社、協力・浜田市世界こども美術館)の表彰式が30日、松江市殿町の山陰中央新報社であり、優秀賞に選ばれた6人が表彰を受けた。
コンクールは新聞紙に触れ、五感を育むことなどを目的に初めて開催。380点の作品が集まった。
審査員を務めた浜田市世界こども美術館の高野訓子学芸員は「どの作品も創意工夫が見られ、制作者のエネルギーが伝わってきた」と総評した。
大田市の仁摩小6年、大谷心結(みゆ)さん(11)は「わたしの町の宝」と題し、地元の仁摩サンドミュージアムの外観を新聞紙を使って表現。つまようじで三角形の窓を表現するなど工夫を凝らした。大谷さんは「受賞できると思っていなかったのでうれしい」と喜んだ。(青山和佳乃)
他の受賞者は次の皆さん。
足立彩恵(宍道小1年)池田桃花(津和野小2年)錦織想(雑賀小3年)福島実和(荒島小4年)松崎薫(高原小5年)