山陰インド協会(会長・松尾倫男山陰中央新報社社長)は松江市と合同で、23日から6日間の日程でインドに経済視察団を派遣する。視察団は新型コロナウイルス禍を挟み、4年ぶり8回目。両県の経営者ら18人が、世界一の人口を誇るインドを訪れ、ビジネスの可能性を探る。

 首都ニューデリーでは、在インド日本大使館や日本貿易振興機構(ジェトロ)を訪れ、最新の現地情勢を聞く。中海・宍道湖・大山圏域と2015年以降経済分野などでの交流を深める南部・ケララ州政府とは、産業連携や人材交流の在り方を協議。インド最大規模の造船所や、トラクター販売台数世界1位のマヒンドラ&マヒンドラの工場も視察し、成長著しい産業の現場に触れる。

 視察団は次の皆さん(敬称略)。

 団長=松尾倫男(山陰中央新報社社長)上定昭仁(松江市長)▽副団長=川上裕治(松江土建会長)柳原治(松江市議会副議長)▽団員=吉川浩(山陰合同銀行取締役専務執行役員)三輪昌輝(三光社長)林隆史(アルファー食品社長)河原八郎(エブリプラン会長)三原博之(大成工業社長)白水照之(日本政策投資銀行松江事務所長)田代順也(ジェトロ島根貿易情報センター所長)松浦徹(松江市産業経済部長)高田俊哉(同部まつえ産業支援センター長)吉岡和哉(松江市政策部市長公室主幹)アールティ・ダース(同市産業経済部まつえ産業支援センター国際交流員)作野俊介(山陰中央テレビジョン放送記者)今井菜月(山陰中央新報社記者)▽事務局=岡並弘(同社常勤顧問、山陰インド協会事務局長)