「愛は地球を救う」をキャッチフレーズに、1978年から続く24時間テレビの番組を揺るがす前代未聞の不祥事が発覚した。全国の系列局で同様の事例があるのではないかと疑いの目が向けられかねない行為。事態を重く見た日本海テレビジョン放送の田口晃也会長は「この上なく悪質で、言語道断だ」と述べ、関係先への謝罪後に退く考えを示した。

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