島根、鳥取両県が6日、定点医療機関で11月27日~12月3日に報告された新型コロナウイルスの感染者が島根58人、鳥取81人で、1定点当たりは島根1・53人、鳥取2・79人だったと発表した。島根は前週と変わらず、鳥取は0・72人増加。インフルエンザの感染は依然として両県とも高水準で、島根は14週連続で増加した。
コロナの保健所管内別の内訳は、島根県が、松江(定点医療機関11)11人、出雲(9)23人、浜田(5)16人、雲南(3)3人、益田(5)4人、県央(3)0人、隠岐(2)1人。4日時点の入院患者は57人で、重症者はいない。
鳥取県は、米子(11)34人、鳥取市(12)18人、倉吉(6)29人。
流行が続くインフルエンザは、島根県では1定点当たりが前週比1・08人増の25・11人。保健所管内別では浜田37・80人、隠岐33・0人、雲南32・0人といずれも警報基準の30人を上回った。19歳以下が感染する傾向が続き、11月30日~12月6日で108件の学級、学校閉鎖があった。
鳥取県は、前週から5・38人減少したが、32・79人と警報が発令されている。 (原暁)