大学の在り方を変える動きが出てきた。臨時国会で成立した国立大学法人法改正の話だが、法律を変える理由が明らかではなく、内容にも問題がある。故に「大学の自治への死刑宣告」「第二の日本学術会議問題」との批判が続き、反対署名も4万筆以上集まった。文部科学省はそれを受けて「丁寧な説明を尽くしたい」と答えたが、ならばなおさら慎重に考えるべきだ。 ...