懲戒処分などを謝罪する和田正利管理監(右)=松江市殿町、島根県庁
懲戒処分などを謝罪する和田正利管理監(右)=松江市殿町、島根県庁

 島根県教育委員会が24日、酒を飲んだ状態で江津市の自宅アパートから松江市の実家近くまで車を運転したとして、江津市内の小学校に勤務する男性教諭(28)を停職6カ月の懲戒処分にした。

 県教委学校企画課によると、男性教諭は6月27日午後7時ごろから、友人と訪れた江津市内の飲食店で生ビール2杯、ハイボール1、2杯、焼酎お茶割り1~3杯、カクテル1、2杯程度を飲酒。同10時半ごろ、同市内の自宅アパートに友人の配偶者に送ってもらった。

 県教委の聞き取りに対し、その後の記憶はなく、翌28日朝に目が覚めたら松江市内の実家にいたと説明しているという。同日、小学校の校長に報告して発覚した。

 江津市内から松江市内までは約100キロあり、ドライブレコーダーの記録によると、27日午後11時8分以降に移動した記録などが残されていた。事故は起こしていないという。

(曽田元気)