自民党安倍派の政治資金パーティーを巡る事件で、高額の裏金を受領していた谷川弥一衆院議員(長崎3区)は、東京地検特捜部に自身が立件された場合、議員辞職する意向を固めた。2018年以降の5年間で派閥から4千万円超の還流を受けたものの政治資金収支報告書に記載せず、裏金にしたとされる。谷川氏は辞職意向を既に周辺に伝達した。複数の関係者が16日明らかにした。

 東京地検特捜部は谷川氏を在宅起訴か...