インドネシアやベトナムで深刻化している交通騒音問題の解決の一助にしようと、両国の学生たちが島根大で音響デザインを学んでいる。基礎講義を受けた学生は18日、3Dプリンターで作った吸音材を使い、音の軽減を測る実験に取り組んだ。

 島根大で学んでいるのはインドネシアのチプトラ大スラバヤ校と、ベトナムのハノイ工科大の学生8人。両国では住宅密集地に大きな道路が通っており、...