むせ返るような緑の匂いが立ち込めていた。「何の音もしない、姿も見えない。でも、いろいろな生き物がうごめく濃密な生命の圧力を感じた」
1988年3月、高野秀行(54)ら早稲田大探検部の11人は、コンゴ人民共和国(現コンゴ共和国)奥地の湖に太古から生息するという怪獣モケーレ・ムベンベを探し求め、赤道直下の密林をさまよい歩いていた。
インドで怪魚、中国で野人を追う。ミャンマーの麻薬王国に潜入、内戦下のソマリアで謎の独立国家を探訪する。想...
むせ返るような緑の匂いが立ち込めていた。「何の音もしない、姿も見えない。でも、いろいろな生き物がうごめく濃密な生命の圧力を感じた」
1988年3月、高野秀行(54)ら早稲田大探検部の11人は、コンゴ人民共和国(現コンゴ共和国)奥地の湖に太古から生息するという怪獣モケーレ・ムベンベを探し求め、赤道直下の密林をさまよい歩いていた。
インドで怪魚、中国で野人を追う。ミャンマーの麻薬王国に潜入、内戦下のソマリアで謎の独立国家を探訪する。想...