米国や日本など20カ国余りが昨年12月、世界の原発の発電能力を2050年までに3倍に増やすとの宣言をまとめ波紋を広げた。背景には、気候変動対策としての脱炭素化を理由に、原発見直しの機運を高めたいという各国政府や原子力業界の思惑がある。そんな中、とりわけ開発競争が白熱しているのが次世代型原発の一つ「小型モジュール炉(...