天皇、皇后両陛下は11日、東京都内で東日本大震災の政府主催の追悼式に初めて出席された。復興への関係者らの尽力に敬意を表した上で「誰一人取り残されることなく、一日でも早く平穏な日常の暮らしを取り戻すことができるように、私たち皆が心を合わせて、被災した地域の人々に末永く寄り添っていくことが大切であると思います」と述べた。
陛下は震災被害の大きさについて「今なお脳裏から離れることはありません」とし、皇后さまと被災地を訪れてきたことを振り返って「復興が進んできたことを感じています」と述べた。
一方で「被災地ではまださまざまな...