グリーンを確認する加藤あづみ競技委員長(右)ら=大山平原ゴルフクラブ
グリーンを確認する加藤あづみ競技委員長(右)ら=大山平原ゴルフクラブ

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が主催し、8月22~24日に開かれる女子プロゴルフのステップアップツアー「山陰ご縁むす美レディース」(山陰中央新報社共催)に向け、協会の競技委員らが17日、会場となる大山平原ゴルフクラブを視察し、コースの総距離を前回大会より13ヤード長い6513ヤード(パー72)に決めた。

 午前8時ごろ、加藤あづみ競技委員長やJLPGAスタッフらがコースに入り、ティーイングエリアやグリーンの状態などを入念に確認した。

 コースは通常営業時のアウト、インと逆の設定とする。大会時の12番(パー4)を昨年の388ヤードから362ヤードと短くする一方、16番(同)は377ヤードから416ヤードに延ばすことにした。昨年70ミリの設定だったラフは50ミリとし、攻めのゴルフがしやすいようにする。

 現役時代に同コースでプレー経験があり、コースセッティング2度目の加藤競技委員長は「出場した選手たちが世界へ羽ばたけるようになってほしい」と期待した。

 大会には、選手108人が出場予定。予選ラウンドの50位タイまでが最終日の決勝ラウンドに進み優勝を争う。暑さ対策で予選ラウンドの開始時間を昨年より30分早める。

 賞金総額2千万円、優勝賞金360万円。8月21日には、大会協賛企業・団体の代表と女子プロが一緒にラウンドするプロアマ大会がある。 (清山遼太)