2023~24年シーズンの島根スサノオマジックは、攻撃だけではなく守備にも課題が残った。今回は前回の攻撃に続き、ディフェンスでは何を改善していくべきなのかを探る。

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 「ディフェンス、ディフェンス」

 4月20日、アウェーで西地区2位(当時)の名古屋Dに大敗を喫した後、島根のポール・ヘナレ監督は「次節、何をどう改善して臨むのか」という記者の問いかけに対して、短く答えた。

相手のドライブを防ぎにいく白濱僚祐(中央)=松江市総合体育館


 シーズン中、ヘナレ監督の口から何度も聞いてきた言葉だっただけに、いかに守りを重視しているかが改めて分かった。


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