松江市出身で女子プロテニスの細木咲良選手(24)を招いたテニス教室が15日、松江市上乃木10丁目、松江総合運動公園であり、親子連れなど約100人がプロの技術を学び、競技の魅力に触れた。
教室では細木選手とラリーやペアを組んでダブルスに挑戦。参加者は全力でボールを追いかけ、左右に揺さぶるショットで点を挙げると、細木選手に「うまいね」と褒められ喜んだ。
スタッフとのラリーでは細木選手が技を披露。ライン際のきわどい球を拾い、鋭いショットを決めると、児童は「やってみたい」と歓声を上げ拍手した。
細木選手とペアを組んだ松江市の川津小学校1年、黒沢樹一さん(6)は「難しいプレーを簡単にやっててすごいと思った。もっと練習して上手になりたい」と笑顔だった。
教室はテニスの裾野を広げようと公園を管理するMIしまねが開いた。
(佐野翔一)