【松江】コロナ禍で設立10周年記念式典を取りやめた島根県法(のり)面協会がこのほど、積み立てていた事業費100万円を新型コロナウイルス対策に役立ててほしいと、県に寄付した。
松江市殿町の県庁で、加盟15社を代表して渡部伸二会長(58)が丸山達也知事に目録を贈呈。丸山知事は「感染拡大防止や景気回復など多方面に活用させていただく」と感謝を伝えた。
県は2020年4月、ふるさと納税でコロナ対策を指定できる枠を新設。20年度は個人・団体計457件から約1400万円の同様の寄付があり、打撃を受けた観光施設への周遊を促す事業などの財源に充てた。 (原田准吏)












