全国大会に向けて意気込む高松ライジングサンのメンバー=出雲市今市町、市役所
全国大会に向けて意気込む高松ライジングサンのメンバー=出雲市今市町、市役所

 出雲市の小学生ドッジボールチーム「高松ライジングサン」が、18日に水戸市で開かれる全国小学生ドッジボール選手権に初めて出場する。選手や関係者20人が7日、出雲市今市町の市役所を訪ね、飯塚俊之市長に全国大会での健闘を誓った。

 チームは攻守のバランスがよく、県予選で優勝。全国でもベスト4を目指す。高松小を中心に、市内8小学校の1年生から6年生男女31人で構成する。

 週3回、1時間半から2時間半の練習を積んで力をつけた。7月に松江市であった県大会では予選リーグを4戦全勝で突破した。決勝トーナメントも隙のない戦いぶりで3勝し、11チームの頂点に立った。

 攻撃では、いずれも高松小6年の栗原敬人さん(12)と、有富凰我さん(12)の左利きコンビが起点となり、素早いボール回しを展開する。守りは5、6年生を中心に、基本に忠実な手堅いキャッチングで、攻撃にいい流れをつくった。

 全国大会は各都道府県代表など48チームが参加する。主将の栗原さんは「ベスト4を目指し、島根代表の誇りを持って戦いたい」と力強く話した。

(佐野卓矢)