縁起物として販売する「百年樹 長樹まちがい梨」=安来市久白町
縁起物として販売する「百年樹 長樹まちがい梨」=安来市久白町

 敬老の日(16日)に合わせた縁起物として、樹齢114年の木から収穫した二十世紀梨の販売が12日、安来市中海町の道の駅・あらエッサで始まる。

 樹齢114年の梨の木は梨農家の板持浩二さん(61)=安来市久白町=の梨園にあり、明治末期の1910年に曽祖父が植えた。

 梨の表面には食用のイカスミ色素で「百年樹 長樹まちがい梨」の文字と梨の木のイラストが入る。板持さんは「長寿の木がある梨畑で実った梨を食べ、長生きしてほしい」と話した。

 文字やイラストのない進物用の二十世紀梨と合わせたLサイズ2個セットで千円。販売開始は12日午後1時。50セット限定で16日まで扱う。

(狩野樹理)