出雲署は19日、出雲市内の30代男性が現金289万円をだまし取られる交流サイト(SNS)型投資詐欺被害に遭ったと発表した。

 同署によると、男性は7月末ごろ、SNSで知り合った人物に勧められた投資サイトに登録。相手に紹介された人物とLINE(ライン)でやりとりし8月5日、指定口座に30万円を振り込んだ。サイトを確認すると利益が出ており、もうかっていると信じて複数回、指定口座に振り込んだという。

 利益を引き出そうとしたところ、相手から「サービス料が必要」と言われ、合計7回にわたって振り込んだ。その後も「出金には認証金が必要」などと要求され、不審に思って警察に相談した。