男子テニスの木下グループ・ジャパン・オープン第4日は28日、東京・有明テニスの森公園で行われ、シングルス2回戦で元世界ランキング4位の錦織圭(ユニクロ、松江市出身)が世界29位のジョーダン・トンプソン(オーストラリア)に6-2、6-3でストレート勝ちし、準々決勝に進んだ。
世界59位の西岡良仁(ミキハウス)は同14位のホルガー・ルネ(デンマーク)に2-6、4-6で敗れた。錦織は29日にルネと対戦する。
車いすの部シングルス準決勝ではパリ・パラリンピック金メダルの18歳、小田凱人(東海理化)が真田卓(TOPPAN)に6-2、6-1で完勝した。2連覇が懸かる決勝(29日)でパリ・パラ銅のグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)と顔を合わせる。
格上相手に主導権
世界ランキング29位のジョーダン・トンプソンは、けがからの復活を目指す錦織が現在地を知る上で、もってこいの相手だった。...