戦後日本で起こった自然災害の中で、最大の犠牲者を出した東日本大震災。主に津波が原因で1万5899人が亡くなった他、全国で2500人を超える行方不明者がいる(警察庁まとめ、2月10日時点)。帰りを待つ家族がいる一方、いまだ身元が分からない遺体も。警察は不明者の手掛かりを探し、身元特定の作業を続ける。津波により大量に発生したがれきや、東京電力福島第1原発事故の放射性物質が捜索を阻んだ。今は10年の時間や復興工事の進捗(しんちょく)が発見を難しくしている。
捜索「手探りだった」 津波や原発事故が影響
東日本大震災当初の警察庁のまとめでは、発生翌日の2011年3月12日に全国で741人だった行方不明者は、日を追うごとに増加。28日には1万7649人に上った。死亡や生...












