いつもと違うスタンドの光景だった―。新型コロナウイルス禍で1年延期された東京五輪の競技が21日、東日本大震災の被災地から始まった。福島でのソフトボールで日本が快勝しても歓声はなく、初めて観客が入った宮城でのサッカー女子はがらがら。「心の復興はまだ」と開催に違和感を拭えぬ人も。選手はス...