▽第1試合:益田東―大社(10:00)
 益田東・中軸が打ちペースつかむ
 大社・接戦時の継投ポイントに

▽第2試合:浜田―石見智翠館(12:30)
 浜田・エースが安定 打線も好調
 石見智翠館・足を絡めた攻めで好機を

 第103回全国高校野球選手権島根大会は27日、県立浜山球場で準決勝が行われる。第1試合は、3年ぶりの優勝を目指す益田東と、4年ぶりに4強入りした大社が対戦。第2試合は、4年ぶりに準決勝に進んだ浜田と一昨年優勝の石見智翠館の西部勢が顔を合わせる。決勝進出を懸けた戦いを展望する。 (黒沢悠太、原暁)

 両校とも攻守にまとまりがあり、競り合いが予想される。

 益田東は上位打線が当たっており、3回戦から先発出場の5番富永が7打数6安打と好調。長打力がある1番藤本らが好機をつくり、4番藤波とともに中軸で一打が出ればペースをつかめる。投手陣は主戦高良と佐々木の両右腕が力を発揮しているのが心強い。

 大社は投手陣が安定しており、いずれの試合も2失点以内に抑えて勝ち上がった。準々決勝は今大会初登板の主戦北野が1失点完投し力を見せた。接戦時は継投がポイントになりそうだ。打線は4番岡本を中心に下位まで切れ目がなく、打撃戦でも渡り合える。 浜田は主戦橋本を軸に、石見智翠館は豊富な投手陣で守り、ロースコアの展開に持ち込めるかが鍵になる。

 浜田は橋本の制球力が光り、2回戦と準々決勝を各1失点で完投。計18回で死四球3と安定し、試合をつくる。打線も今大会のチーム打率が3割5分8厘と好調。敵失に乗じた攻めで一気に得点する力があり、先制して流れをつかみたい。

 石見智翠館は、中軸の山崎琢が好調で、下位の伊藤、山本寛も長打力がある。足を絡めた攻めで好機を広げ、上位に回したい。投手陣は主戦山崎琢、山本由、豊岡らが持ち味を発揮し、3試合で計2失点と安定している。