行政の公正さへの不信感を再び招き、国会審議をないがしろにする姿勢も改めて浮き彫りにした。菅義偉首相の進退が問われるほどの重大な事態だ。

 放送行政を所管する総務省幹部4人が、放送事業会社「東北新社」に勤める首相の長男らの接待を受けていた問題は、国会での「虚偽...