松江市のライブハウスで育ち、東京・渋谷のスクランブル交差点前で路上ライブを重ねて技術を磨いた3人が奏でる音は、聴く人の心を揺さぶる。

 松江市出身のピアノトリオバンド・Omoinotake(オモイノタケ)が日本の音楽シーンで輝きを放っ ている。どんなに遠い距離や、長い時間に隔たれても、決してあせることのない思いを表現したラブソング「幾億光年」が2024年、音楽チャートを席巻。念願のNHK紅白歌合戦への出場を決めた。

 25年は新アルバム「Pieces」をリリースし、アルバムを引っ提げたワンマンツアーを展開する。開幕を飾るのは3月の安来公演。これからどんな「思いの丈」を届けてくれるのか。「山陰の誇り」となったOmoinotakeの歩みから目が離せない。(吉田真人)
 

Omoinotake 原点は松江B1 音楽への熱意集う場所

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