全国高校ラグビー大会第5日は3日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で準々決勝4試合があり、昨年の全国選抜大会で準優勝したAシードの石見智翠館は、国学院栃木に0ー12で敗れ、9大会ぶりの準決勝進出はならなかった。

 国学院栃木に加え、2連覇を目指すAシードの桐蔭学園(神奈川)、常翔学園(大阪第3)東海大大阪仰星(大阪第2)が準決勝に進んだ。

 石見智翠館は国学院栃木の堅い守りを崩せずノートライに終わった。桐蔭学園は選抜大会を制した大阪桐蔭(大阪第1)に26ー14で逆転勝ち。常翔学園は大分東明に24ー19で競り勝ち、5大会ぶりに4強入りした。東海大大阪仰星は前回準優勝の東福岡を17ー12で破った。

 5日の準決勝は抽選により国学院栃木ー桐蔭学園、東海大大阪仰星ー常翔学園の組み合わせに決まった。


低く刺さるタックル苦戦 国学院栃木にノートライ

 9大会ぶりの4強を狙う石見智翠館の前に、国学院栃木の堅守が立ちはだかった。...