全国大会準優勝をたたえる横断幕の前でポーズをとるバスケットボール部員たち=鳥取市西品治、鳥取城北高校
全国大会準優勝をたたえる横断幕の前でポーズをとるバスケットボール部員たち=鳥取市西品治、鳥取城北高校

 昨年12月にあった第77回全国高校バスケットボール選手権(ウインターカップ)で準優勝した鳥取城北高校男子チームの躍進をたたえる横断幕ができ、鳥取市西品治の同校で15日、掲出式があった。河上貴博監督(36)は「結果に満足することなく、一丸となって頑張ろう」と新チームを激励した。

 横断幕は縦1・1メートル、横6・3メートル。「WINTER CUP 2024準優勝」の文字が印刷されている。東京体育館を会場に開かれた大会で、チーム力の高さを武器に強豪を次々と破り、準決勝で優勝候補の福岡第一を下し、決勝に進んだ。山陰勢で男女を含め決勝進出は初めてで、準優勝を果たした。

 鳥取城北は1月にあった県高校バスケットボール新人大会でも優勝した。新チームには、昨年のチームから主力として活躍する留学生のハロルド・アズカ選手(18)が残り、2月の中国大会に向け好スタートを切っている。新美鯉星(りゅう)主将(17)は「一日一日しっかり練習をして、勝てるチームにしたい」と意気込みを話した。(小林竜大)