新規就農相談フェアのチラシ
新規就農相談フェアのチラシ

 出雲市今市町のJAしまね出雲地区本部で26日午前9時から正午まで、新規就農相談フェアが開かれる。就農を考える人や農業のアルバイトを検討する人に対し、出雲市内の農家が疑問や悩みに答える。無料。

 相談フェアは、20~50代のメンバー23人でつくる「出雲の農業を考える会」が2年前から開催し、農家15人が参加する予定。各ブースでブドウや柿、イチジク、アスパラガス、水稲、露地野菜などの生産について自身の経験を基にアドバイスやノウハウを伝える。

 前回は30代から60代までの相談者が訪れ「副業として農業をやることはできるか」「専業農家として生計を立てていくにはどうしたらいいか」などの質問が寄せられたという。

 出雲市斐川町出西でブドウを生産する同会の坪内雅会長(40)は「現場の生の声を聞いてほしい。農業に興味を持った人たちにとって判断材料となり、就農への後押しとなればうれしい」と話した。

 申し込みは不要。