【ワシントン、パナマ市共同】ルビオ米国務長官は2日、就任後初の訪問国パナマでムリノ大統領と会談し、トランプ米大統領が中国の「影響と支配」をパナマ運河への脅威だと見なしていると伝達した。ムリノ氏は会談後の記者会見で、運河の管理権がパナマにあると主張した上で、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」から離脱する意向を表明した。米国の懸念を払拭する狙いがあるとみられる。

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