同盟国にも容赦なく関税を発動し、日米安全保障条約の片務性をことさら強調するトランプ米大統領。ウクライナとガザでは戦闘が続き、核兵器を巡る国際秩序も大きな揺らぎを見せる。岸田文雄前首相に聞いた。

 

 -トランプ大統領の復権以降、「法の支配」や自由貿易などリベラルな価値に根ざした国際秩序が激しく動揺している。

 「米国が戦後築いてきた経済体制や国際安全保障体制を自らかなぐり捨てて、『損か得か』で2国間交渉を行おうとしている。自らつくってきた国際社会の秩...