法務省が提唱する「社会を明るくする運動」の全国強調月間が始まった1日、浜田市役所で、保護司によるメッセージ伝達式があり、犯罪のない明るい社会の実現を誓った。
式には浜田、江津両市の保護司80人でつくる浜田地区保護司会や市、浜田署などの関係者約30人が出席した。
保護司会浜田分区の江木修二副分区長(67)が久保田章市市長の前で、犯罪や非行の背景には社会での生きづらさがあるとし「悩める方々に寄り添い互いに相手を受け入れることが安全で安心な社会の実現につながる」との首相のメッセージを代読した。
江木副分区長は懲役と禁錮を廃止し「拘禁刑」に一本化する改正刑法が6月に施行され「懲罰から更生へと考えの重きが変わり、人と心を通わせる活動をさらに進めたい」と話した。その後、ゆめタウン浜田で来店客に活動の啓発チラシを配布した。
(宮廻裕樹)