益田市は、市民や出身者らに益田の地域の魅力を発信してもらう「えぇとこますだ発信隊」を創設し、このほど、第1陣で18人に委嘱状を交付した。市公式インスタグラムを活用し、益田ファンの視点で捉えた「ええとこ」をPRする。
発信隊は関係人口の創出や地域イメージの向上につなげる狙いで、市が公募した。市内での勤務経験や旅行で訪れたことがある人も応募資格があり、18人のうち4人は東京や兵庫など県外在住者。
活動は写真や映像、イラストなどの特技を生かし、市公式インスタグラム「えぇとこますだ」に投稿する素材を提供する。市内のイベントや商品のモニターにも参加してもらう。
市役所で委嘱状の交付式があり、市内外の6人と市応援キャラクターの「しばいっぬ」が出席した。
3月に東京都からIターンした益田市小浜町の佐長啓(さとる)さん(63)と麻子さん(52)は夫婦で応募した。映像ディレクターの啓さんは「益田には全国の人に秘密にしたいぐらいのいいところがある。水中撮影もして海の美しさを発信したい」と話した。(吉田雅史)













