交通安全の取り組みを聞く参加者ら=松江市朝日町、あいおいニッセイ同和損害保険島根支店
交通安全の取り組みを聞く参加者ら=松江市朝日町、あいおいニッセイ同和損害保険島根支店

 【松江】交通事故のない安心・安全な街づくりを目指し、あいおいニッセイ同和損害保険島根支店(松江市朝日町)は、関係機関の連携する枠組み「SAFE TOWN島根」を発足し31日、キックオフミーティングがあった。第11次島根県交通安全計画で定める交通事故死亡者15人以下の達成を目指す。

 島根県や県警、自動車関連企業などが参加し、情報を共有して交通事故のない地域の実現を目指す。

 具体的には、走行データとスマートフォンアプリを連動させ、安全運転に応じて得点するようなゲーム感覚で楽しめるイベントなどを予定する。

 荒川貴博支店長は県内の交通事故死亡者数が2024年は9人だったが、25年は既に9人が亡くなったことに触れ「交通事故のない安心・安全な街づくりを目指し、力を合わせていきたい」と話した。(石飛達哉)