松江地方気象台が5日、6日夜から7日にかけて島根県全域で大雨となる見込みだと発表した。7日午後6時までの24時間雨量は多い所で100ミリ程度と予報。同程度の雨量は、県東部は2024年11月2日以来約9カ月ぶり、県西部は今年7月14日以来24日ぶりとなる。

【最新情報】島根県で大雨警報、7日朝方は警戒 24時間雨量、多い所で120ミリか 鳥取県も最大100ミリ

 6日夜から7日にかけて日本海北部の低気圧から延びる前線が中国地方に向けて南下する見込み。前線に向かって日本南方にある太平洋高気圧の縁を回るように暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が不安定になり、大雨を予報する。

 隠岐では、6日の夜の始めから雨が降り出し、東部と西部は7日を中心に大雨になる見込み。県内全域で雨雲が予想以上に発達した場合、警報級の大雨となる可能性がある。

 8日以降は11日に雨が降ると予報し、9月1日までの1カ月予報で降水量はほぼ平年並みとしている。

 鳥取地方気象台は、鳥取県内全域で7日と11日に降雨を予報している。

(新藤正春)