■あっぱれ女子の底力 今年100歳を迎える母は19歳の時、中国大陸へ渡り、兵隊さんの食糧生産に携わった。「縫製工場へは行きたくないが、満州なら行ってもよい」と言ったと聞いた。農場で働き始めてほどなく終戦を迎え、飢えと感染症がまん延する収容所で、2年間も...