京都ゆかりの食べ物や工芸品などを集めた「大京都展」が1日、米子市角盤町1丁目のJU米子高島屋で始まった。新型コロナウイルス禍で京都観光が落ち込む中、「古都の風情を味わってほしい」と飲食店など165社でつくる「京都物産出品協会」などが開いた。7日まで。
新型コロナの感染拡大防止のため、会場の通路は2メートルの間隔を空け、80人までの来場制限を行う。出店者と来店客の間に飛沫(ひまつ)防止シートを設置し、出店者には事前にPCR検査を実施した。
会場は抹茶のロールケーキや京都ラーメン、焼きたての団子などが並ぶ。同協会の福永荘三副会長(59)は「新型コロナ禍で経営が非常に厳しい中、仲間の業者は逆境を逆手に取り新商品開発にまい進している。収束後にはぜひ京都に訪れてほしい」と呼び掛けた。 (岩垣梨花)