川に入り、ごみを拾う参加者∥出雲市今市町
川に入り、ごみを拾う参加者∥出雲市今市町

 出雲南ロータリークラブ(松本毅会長)の会員や地元の子どもたちが2日、出雲市内の高瀬川を清掃した。

 清掃はクラブが20年以上前から続け、今年は市内のボーイスカウト、ガールスカウト、高校のインターアクトクラブ部員など203人が参加した。大津町から大社町北荒木まで約12キロある川の一帯で、班に分かれて生活ごみや流木などを拾った。

 中流の同市今市町の市役所近くでは、参加者が川に入り、空き缶やプラスチック、ガラスの破片などを収集した。川沿いの植栽のごみも拾ったり、橋の下にも入ったりするなどして、隅々まできれいにした。

 全体で軽トラック4台分のごみを集めた。松本会長(65)は「子どもたちが川を身近に感じ、大切にしたいと思ってもらえるとうれしい」と話した。(佐野卓矢)