サッカーJ3ガイナーレ鳥取を運営するSC鳥取(塚野真樹社長)が、芝生の生産と販売に力を入れている。他チームと比べて経済基盤が弱い地域で、かねてビジネスの多角化が求められた中、新型コロナウイルス感染症の影響で、新たな収益確保の必要性はさらに増す。全国有数の生産量を誇る芝の産地という県内の地域資源を生かし、苦境を乗り越えようとする同社の取り組みを追った。    (米...